今年のお題は公募ですから

此処2年の御題の決め方は、先着参加表明者が責任を持って、お題を決めるというものでした。
私も昨年、それを狙って早めに参加を表明して、結構気負って考えていました。
おまけに、自分なりの意図があって、それとかけはなれた歌を見ては、他の御題にすればよかった、と悔やんだものでした。
 今回は公募ということで、多数の題が集まっていて見ていて楽しいし、出題者も気軽に出しているようですね。
そりゃそう、参加者全員がお題を出せば、現時点でも1500題以上集まる計算になり、自分の出したお題が採用される確率は零の可能性もある。
やっぱ気も軽くなるし、全く趣味に走ったお題でもいい。現状を見ても、勢いでだしたようなモンもあると思うよ。
私の出したのは、『マンホール』・『干』・『詩』・『鬼』・『ジン』。
『マンホール』は昨年、2003の投歌に一首もなかったので却下したお題。2004では一首あって、今回は思い切ってノミネートしました。
『干』は、なんか世紀末以後の時代干からびているような気がしてノミネート(気象的には津波じゃ、洪水じゃ、大雪じゃと濡れ放題ですが)
『詩』は、2003で一回出ているのですが、やっぱ詩人としては外せないような気がしてノミネート。
『鬼』は、最近家族と接していて、時折、首を擡げる得体の知れない気持ちがあって、皆さんの心の鬼を垣間見れれば同類相憐れめるんじゃないかと。
『ジン』は、お題を考えながら、酒が欲しいな、と思って、糖尿を患ってから随分酒も控えているな、と考え出し、学生の頃愛飲していた、タンカレーフレバーが不意に鼻をくすぐったので、思わずノミネート。

さて、どれか採用されるのか、妙にワクワクして楽しいですね。
多分、主宰のスタッフ様は、公募にした事をすでに後悔しているかも、選ぶの大変そうですもんね。